私が飲んでみた日本酒の感想や飲み方を紹介していきます。
初めて「日本酒飲んでみた」シリーズを読まれる方は、まずこちらを読んでみてください。↓↓
2018年ノーベル医学・生理学賞を、本庶佑さんが受賞されました。
おめでとうございます!
ということで、今回の「日本酒飲んでみた」は、ノーベル賞の晩餐会で提供されたことのある日本酒、
「福寿 純米吟醸」です。
「ふくじゅ じゅんまいぎんじょう」と読みます。
外国の方にも、とても評判がよかったようですね。
白ワインを思わせるような味わいといったところでしょうか。
七福神の「福禄寿」に由来するおめでたい名前がなので、お祝いの席にピッタリです。
私はこの日本酒を友人たちとの飲み会に持って行ったことがあるんですが、普段日本酒を飲まない女性にも好評でした。
日本酒初心者の方にもおすすめですよ。
※平成30年12月12日追記
今年のノーベル賞晩餐会にも、この日本酒が提供されました。
5年連続8回目です。
目次
日本酒の仕様(スペック)
●純米吟醸●
兵庫県 神戸酒心館(こうべしゅしんかん)
メーカー希望小売価格・・・ 720ml 1600円 1.8L 3000円(消費税別)※平成30年9月時点
原材料・・・米(兵庫県産) 米こうじ(兵庫県産米)
アルコール度数・・・15%
精米歩合・・・60%
日本酒度・・・+2.0
酸度・・・1.4
製造年月 平成30年9月
※データは変更される場合があります。
いろいろな飲み方で飲んでみた
●平成30年 10月●
桃のような甘みのあるフルーティーな香りが、やわらかく感じられます。
純米だけあって、お米の香りもフワッとただよいます。
酸味はひかえめで、香り同様に口あたりもやわらかい。
全体的にはスッとキレてくるんですが、後に甘みとうま味がじんわりと残る感じですね。
とても飲みやすい日本酒です。
常温
20℃~25℃ほどで
甘みのある香りが、より広がってきます。
味わいにも甘みが増してきて、全体に濃い印象になります。
少し甘さが目立ってしまうような感じですが、甘めで飲みたい時にはいいかもしれません。
冷やして
15℃ほどで
香りも味わいもスッキリとしてきました。
でも、やっぱり口あたりはやわらかく、口に入れるとすぐに適度な甘さを感じます。
この日本酒は、冷やしたほうがよさそうですね。
8℃ほどで
香り味わいともに、スッキリ感が増してきて、やや辛口の印象になってきました。
でも、きつい感じではなく、やっぱり全体的にはソフトですね。
口に入れると、軽い酸味を感じてやや辛口に思えるんですが、その後に甘さやうま味も広がってくる感じです。
この日本酒は、これぐらいの温度が味のバランスも良くて、よりおいしく飲めそうですね。
燗つけ
40℃ほどで(ぬる燗)
フルーティーな香りがほぼなくなってきて、ツンっとした感じになりました。
味わいは、甘みも感じられますが、ちょっとピリッとした舌ざわりになって、辛口に感じます。
この日本酒のフルーティーな香りや、やわらかい口あたりを楽しむには向いていない温度かと思いますが、意外にいけると思いました。
試しに50℃ぐらいまで温度を上げてみましたが、さすがにちょっときつい感じになってしまいました。
やっぱり、40℃ぐらいのぬる燗までですね。
飲んだ感想のまとめ
温度帯別の評価
・冷やして(15℃)・・・〇
・冷やして(8℃)・・・◎
・燗つけ(40℃)・・・〇~△
この日本酒は、冷やして飲むのに合いますね。
冷蔵庫で冷やすぐらいがいいと思います。
飲み方やつまみなど
冷蔵庫で冷やして、ワイングラスで飲みたいですね。
氷を入れた器でビンを冷やしておくと、温まってしまわなくて、いい演出もできます。
白身魚の刺身などの和食もいいんですが、クリームチーズなんかも合うと思います。
クリームチーズをのせた、クラッカーなどのオードブルと合わせるといいですね。
最後に
ノーベル賞の晩餐会だけでなく、他の国にも輸出されているそうで、日本酒を飲みなれていない方にも飲みやすい日本酒だということでしょうね。
初心者の方におすすめです。
「ノーベル賞を受賞した人たちが味わったんだなあ」なんて想像しながら飲むと、またひと味違ってくるかもしれませんよ。
飲み会に持っていけば、話のタネにもなりますし。
あなたの日本酒の世界がもっと広がるといいですね。
お気に入りの日本酒を見つけてください。
「自分が好きな酒が一番いい酒」です。
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