ワイングラスで日本酒【白鶴 大吟醸】飲んでみた|飲み方|

私が飲んでみた日本酒の感想や飲み方を紹介していきます。

いろいろな温度帯で試してみました。

 

初めて「日本酒飲んでみた」シリーズを読まれる方は、まずこちらを読んでみてください。↓↓

 

今回の「日本酒飲んでみた」は、「白鶴 大吟醸」です。

「はくつる だいぎんじょう」と読みます。

 

以前この「飲んでみた」シリーズで飲んだ「北秋田 大吟醸」「越後桜 大吟醸」と同じく、720mlが1000円ほどで買えるお手頃大吟醸です。

スーパーやコンビニなんかでも見かけます。

CMもやっていますね。

「ワイングラスで楽しむ日本酒」といった感じだったかな。

 

私は大手メーカーの日本酒はここしばらく飲んでないんですが、最近は他の大手メーカーでもこの手の大吟醸を出してきているので、どんなもんだろうと思って今回これを選んでみました。

 

さて、どんな味わいなんでしょうか?

飲んでみました。

 

目次

日本酒の仕様(スペック)

●大吟醸●

兵庫県   白鶴酒造

メーカー希望小売価格・・・  180ml・291円 300ml・488円  720ml・1100円  1.8L・2300円(消費税別)※平成31年 2月時点

原材料・・・米(国産) 米こうじ(国産米) 醸造アルコール

アルコール度数・・・15%~16%

精米歩合・・・50%

日本酒度・・・+3

酸度・・・1.3

製造年月   平成31年1月

※データは変更される場合があります。

 

いろいろな飲み方で飲んでみた

●平成31年 2月●

大吟醸らしく、スッキリとした中にもほんのり甘みを感じるフルーティーな香りがあります。

口に入れると、まず白砂糖のような甘みがひろがって、控えめな酸味や苦みも感じます。

甘みがあって、酸味はあまり強くは感じないので、口あたりはやわらかいですね。

くせのないあっさりとしたシンプルな味わいです。

全体的にはスッキリとした感じなんですが、人によっては甘いと思う方があるかもしれないですね。

この甘みが温度が上がった時にどうなるかな。

 

常温

20℃ほどで

香りは甘みのある感じが増してきました。

やわらかなフルーティーさはあります。

味わいにも甘さが強めになってきます。

ただ、ちょっとのっぺりとした特徴のない感じになったかな。

飲みやすいんですが、「飲みやすすぎる」っていうような。

 

冷やして

8℃ほどで

フルーティーさはあるものの、酸味を感じるスッキリとした香りになってきます。

味わいにも酸味が出てきて、甘みが抑えられてきてスッキリ感が出てきますね。

スッと口に入ってきて、スッと引いていきます。

少し辛口な感じになって、のどごしがいいです。

 

15℃ほどで

やっぱり、香り味わいともに、8℃の時に比べて甘さが出てきてやわらかくなってきます。

うま味を少し感じるようになって、後味に甘みがほんのり残り、余韻が長めになってきました。

冷やす時は、これぐらいでも味わいを感じられていいですね。

口あたりもやわらかいです。

 

燗つけ

40℃ほどで(ぬる燗)

大吟醸っぽい香りは温めたことで飛んでしまったんですが、やわらかい香りがします。

味わいにはもっと甘さがベタっと出てしまうと思ったんですが、酸味もそこそこきいていて意外にもスッキリしていました。

そんなに悪くはないですね。

 

そもそも大吟醸という日本酒はフルーティーな香りも楽しむものなので、ちょっと意味合いが違ってきてしまうと思うんですが、やわらかい口あたりになっていいです。

私は、冷やした時よりも甘みの感じ方が、むしろこちらの方がよかったぐらいですね。

 

50℃ほどで(熱燗)

50℃の熱燗も試してみましたが、これも意外に悪くなかったです。

ちょっとツンっとした香りになって、フルーティーさは無くなりますが、甘みが強く出ることもないです。

やっぱり大吟醸っぽさは消えてしまいますが・・・。

 

飲んだ感想のまとめ

温度帯別の評価

温度帯別の評価
・常温(20℃)・・・△

・冷やして(8℃)・・・◎
・冷やして(15℃)・・・〇
・燗つけ(40℃)・・・〇~△
・燗つけ(50℃)・・・〇~△

基本的には冷やして飲みたいですね。

スッキリと飲むことができます。

 

大吟醸の雰囲気は損なってしまうんですが、燗つけも悪くないなあと思いました。

あくまでも私の好みですけど。

 

飲み方やつまみなど

メーカーさんがおすすめしているように、ワイングラスで香りを楽しみながら飲みたいですね。

冷蔵庫でキリっと冷やして。

刺身などのうす味の料理が合いそうです。

サラダとか、オードブルのようなものもいいですね。

 

メーカーさんのホームページでは、スペアリブなどの旨みのあるものもおすすめしています。

一瞬えっ?っと思うんですが、日本酒には、口の中の脂などを洗い流してサッパリさせる効果もあるので、それを狙ったものかなと思います。

くせのないシンプルな味わいの日本酒なので。

 

日本酒と料理の相性については、こちらも読んでみてください。↓↓

 

最後に

フルーティーな香りがあって口あたりもいいので、飲みやすいと思いますよ。

値段も手ごろで、手に入りやすいのもいいですね。

 

初心者の方は、まずはこのあたりのものから日本酒の世界に入っていくといいかもしれません。

でも、他のいろいろな日本酒を飲むようになると、たぶんこのあたりだと物足りなくなってくるんじゃないかなと思いますが。

 

あなたの日本酒の世界がもっと広がるといいですね。

お気に入りの日本酒を見つけてください。

 

「自分が好きな酒が一番いい酒」です。

 

 

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