私が飲んでみた日本酒の感想や飲み方を紹介していきます。
初めて「日本酒飲んでみた」シリーズを読まれる方は、まずこちらを読んでみてください。↓↓
今回の「日本酒飲んでみた」は、「志太泉 にゃんかっぷ」です。
「ワン」じゃなくて、「にゃん」です。
まあ、ワンカップのワンは、犬の「ワン」から名付けられたんじゃないんでしょうけど・・・
カップ酒というと、中身はあまりいいお酒じゃないような印象がありますが、この日本酒はちょっと違います。
中身は、純米吟醸です。
カップもとてもかわいいですね。
ネコ好きの方が、カップが欲しくて買っていくほどです。
花びんにしたいとかで・・・
カップのデザインもいいんですが、さて、どんな味わいでしょうか?
飲んでみました。
目次
日本酒の仕様(スペック)
●純米吟醸●
静岡県 志太泉(しだいずみ)酒造
メーカー希望小売価格・・・ 180ml 300円(消費税別)※平成30年 10月時点
原材料・・・米(国産) 米こうじ(国産米)
アルコール度数・・・16%
精米歩合・・・55%
日本酒度・・・+4
酸度・・・1.3
製造年月 平成30年6月
※データは変更される場合があります。
いろいろな飲み方で飲んでみた
●平成30年 10月●
少し酸味のあるフルーティーな香りがありますが、控えめな感じです。
味わいにも酸味があって辛口の印象がありますが、甘みやうま味もほんのりと感じられます。
全体的には、すっきりとシャープな感じの日本酒ですね。
キレもいいです。
「辛口かと思ったら、甘さもある。」
ツンデレなネコのような日本酒かな?
常温
20℃~25℃ほどで
香りに甘みが出て、やわらかく感じられます。
味わいにも甘さがほんのり感じられてきます。
甘さは感じられますが、酸味もスッと出てくるので、やはりシャープな印象は変わらずありますね。
冷やして
8℃ほどで
スッキリとした香りになってきます。
シャープさが増してきて、口の中にスッと入ってきます。
口に入れると、ほのかな甘みを感じながら、酸味とわずかな苦みが広がった後、スッとキレていきます。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、全体に辛口に感じられる温度ですね。
15℃ほどで
8℃の時と比べると、香りも味も少しやわらかく感じてきます。
淡麗な印象の中にも、ほんのりとした甘みやうま味を感じやすくなります。
口あたりがやわらかくなってくるので、これぐらいの温度が、私はいいなと思いました。
燗つけ
40℃ほどで(ぬる燗)
香りがやわらかく広がってきます。
味わいにもやわらかさが出てきました。
もともとそれほど吟醸の香りが強くないお酒なので、温めてもあまり香りが気になりません。
まろやかな口当たりになって、少し甘口な印象ですね。
お燗もなかなかいいですね。
飲んだ感想のまとめ
温度帯別の評価
・冷やして(8℃)・・・〇
・冷やして(15℃)・・・◎
・燗つけ(40℃)・・・〇
淡麗でシャープな味わいなので、飲む温度の幅が広い日本酒だと思います。
味わいを良く感じるには、少しだけ冷やしたぐらいがいいですね。
冷蔵庫から出して、しばらく常温に置いておくぐらいでしょうか。
しっかり冷やしたものが温まってきて、少しずつやわらかくなっていくのを楽しむのもいいかもしれません。
飲み方やつまみなど
せっかくのかわいいカップなので、そのままで飲んでもいいんですが、全部飲みきれないこともありますよね。
そんな時は、ガラスの器に移して飲むといいと思います。
こんなものも見つけました。
ネコ好きにはたまらないでしょうね。
淡麗な味わいなので、合うつまみの幅も比較的広めです。
蔵元さんでは、サバの水煮の缶詰をおすすめしています。
私も試してみましたが、サバの脂をお酒がスッと流してくれるので、また食べてまた飲んで・・という感じでした。
脂がのってきた旬のサンマの塩焼きに、すだちをしぼって食べるのもおいしそう。
ネコも好きそうですしね(笑)
洋風なものでは、薄く切った青りんごとチーズの組み合わせなんかもいいと思います。
りんごの酸味と、このお酒の酸味がよく合いますよ。
私は、スーパーで普通に売っているようなカマンベール入りのあっさりめのチーズで合わせてみましたが、いい感じでした。
最後に
カップのかわいさについ手に取ってしまいそうな日本酒ですが、カップ酒とはいえ中身もいいですよ。
ネコ好きな方へのプレゼントにもいいですね。その方が日本酒好きなら最高です。
あなたの日本酒の世界がもっと広がるといいですね。
お気に入りの日本酒を見つけてください。
「自分が好きな酒が一番いい酒」です。
最近のコメント