協会7号酵母の蔵元【真澄 純米酒奥伝寒造り】飲んでみた|飲み方|

私が飲んでみた日本酒の感想や飲み方を紹介していきます。

 

初めて「日本酒飲んでみた」シリーズを読まれる方は、まずこちらを読んでみてください。↓↓

 

今回の「日本酒飲んでみた」は、「真澄 純米酒 奥伝寒造り」です。

「ますみ じゅんまいしゅ おくでんかんづくり」と読みます。

 

日本酒造りでは、「酵母」という微生物の役割がとても大きいんです。

その一番の役割は、「お米からできた糖分をアルコールと炭酸ガスに分解する」というものなんですが、その他に香りや味わいにも大きな影響を与えます。

※日本酒造りについては、こちらをどうぞ。→「日本酒の作り方を15の工程でかんたんに解説」

 

じつは昔は、蔵の中に自然発生した酵母を取り込んだりして日本酒造りをしていたのですが、これだとお酒の質が安定しなかったりしてなかなか大変だったんですね。

そこで、日本酒の品質の安定化のために、全国から集められた日本酒の鑑評会などで評価の高かった日本酒の酵母を取り出して、それを培養したものを各蔵元に提供するということが行われるようになりました。

日本醸造協会というところが酵母を培養して提供したので、これらの酵母は「協会酵母」といわれていて、たくさんの種類があります。

 

そして、その中でも現在一番良く使われているのが、今回の日本酒の真澄の蔵から取り出された「協会7号酵母」なんです。

「真澄酵母」ともいわれます。

 

現在の多くの日本酒の香りや味わいの素になっている酵母が生まれた蔵のお酒で、しかも、日本酒の基本ともいえる純米酒。

どんな日本酒なんでしょうか。

飲んでみました。

 

目次

日本酒の仕様(スペック)

●純米●

長野県   宮坂醸造(みやさかじょうぞう)

メーカー希望小売価格・・・ 720ml 1200円  1.8L 2400円(消費税別)※平成30年 10月時点

原材料・・・米 米こうじ(長野県産)

アルコール度数・・・15%

精米歩合・・60%

日本酒度・・・±0

酸度・・・1.6

製造年月   平成30年6月

※データは変更される場合があります。

 

いろいろな飲み方で飲んでみた

●平成30年 10月●

軽い酸味を感じるスッキリとした中にも、お米の甘みを感じる香りがします。

でも、強く主張する香りじゃなく、全体的に控えめな香りです。

やわらかい口あたりの中に酸味が口の中に広がってきて、ほのかな甘みやうま味も感じられるお酒です。

酸味を少しだけ強めに感じますが、香り同様に味わいも全体に控えめなので、飲み続けても飽きがこない感じですね。

 

常温

20℃~25℃ほどで

やわらかい甘めの香りがふんわりと出てきて、口あたりもやわらかくなってきます。

口に入れると、まろやかな口あたりの後にじわっと酸味とほのかな苦みが広がってきて、スゥーっと引いてきます。甘みやうま味も感じやすくなりますね。

いろいろな味わいがよく感じられるようになって、飲んでいて楽しいです。

 

冷やして

8℃ほどで

しっかりと冷やしてみました。

 

もともとあまり強くない香りが、さらに抑えられてきます。スッキリとした印象ですね。

味わいは、シャープな感じになってきます

常温では、はじめにやわらかさを感じましたが、冷やすとスッと口に入ってきて、辛口な印象になります。

ただ、口に入れた後にそのまま含んでいると、ほのかな甘さも感じられますね。

 

このお酒の個性を消してしまう気がしますが、さわやかな感じになるので、暑い時なんかはこれぐらいでもいいかなと思います。

 

燗つけ

40℃ほどで(ぬる燗)

香りがやわらかくなってきますが、あたためても強く主張する感じではありません。

味わいには甘みがフワッと出てきます。

酸味もある程度感じられますが、全体的にやわらかな口あたりになってきます。

 

秋や冬の寒い時にまったりと飲むのにいいですよ。

 

50℃ほどで(熱燗)

少しツンっとした感じの香りになってきますが、それほど気にはなりません。

味わいもピリッとしてきて、辛口な感じが出てきました。

 

熱燗もいいなと思いましたが、私の好みとしては、45℃ぐらいまでかな。

寒ーい日には、熱燗(50℃)にしてしっかりあったまりたいですけどね。

 

飲んだ感想のまとめ

温度帯別の評価

温度帯別の評価
・常温(20℃~25℃)・・・◎

・冷やして(8℃)・・・〇
・燗つけ(40℃)・・・◎
・燗つけ(50℃)・・・〇

 

香りが控えめで、くせのない味わいなので、飲む温度の範囲が広めな日本酒だと思いました。

冷やしても、酸味がきつくなるようなこともなくていいんですが、このお酒のおいしさが出てくる温度は、常温からぬる燗ぐらいかな。

 

飲み方やつまみなど

あたためて、徳利とおちょこでじっくりと飲みたいですね。

いろいろな和食に合いそうです。

サンマの塩焼きとか、肉じゃがなんかもいいですね。

燗をつけて鍋物も、もちろんいいですよ。

 

私はいかの塩辛をあえて焼いて食べたりするんですが、これにもよく合いました。

いかの塩辛をマイタケやシメジとかのキノコ類といっしょにフライパンで焼くだけなんですが、一度試してみてください。

日本酒によく合いますよ。とくに純米酒系に。

 

最後に

控えめでおだやかな香りと味わいは、飲む温度帯や合わせる料理の幅が広めなので、普段飲み用に置いておきたい日本酒です。

 

初心者の方のお燗純米酒入門にもいいと思いますよ。

やわらかい味わいで、飲みやすいです。

 

あなたの日本酒の世界がもっと広がるといいですね。

お気に入りの日本酒を見つけてください。

 

「自分が好きな酒が一番いい酒」です。

 

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