IWC2015チャンピオンの蔵【會津ほまれ 吟醸酒】飲んでみた|飲み方|

私が飲んでみた日本酒の感想や飲み方を紹介していきます。

いろいろな温度帯で試してみました。

 

初めて「日本酒飲んでみた」シリーズを読まれる方は、まずこちらを読んでみてください。↓↓

 

今回の「日本酒飲んでみた」は、「會津ほまれ 山田錦仕込 吟醸酒」です。

「あいづほまれ やまだにしきじこみ ぎんじょうしゅ」と読みます。

 

このお酒は、名前にあるように山田錦を100%使用して造られています。

山田錦とは日本酒造りに使われるお米の一つで、その中でも最高峰といわれていて、値段も他のお米と比べて高めなんですね。

まあ、山田錦にも等級があるのでかんたんには言えないんですが、その山田錦を100%使ってこの価格はけっこうお手頃なんじゃないかなと思います。

 

毎年行われている世界的なワインのコンテストのIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2015の「SAKE部門」最優秀「チャンピオン・サケ」に、この蔵元さんの日本酒が選ばれました。(今回のお酒ではありません)

 

それから、この蔵元さんのホームページを見て初めて知ったんですが、こちらはフリーアナウンサーの唐橋ユミさんのご実家なんですね。

現在の社長さんは、唐橋ユミさんのお兄さんだそうです。

唐橋ユミさんってきれいな方ですよね~。メガネがなんともいいですね。

 

まあ今回はそんなことはあまり関係ないんで、肝心のこの日本酒なんですが・・・(笑)

どんな味わいなんでしょうか?

飲んでみました。

 

目次

日本酒の仕様(スペック)

●吟醸●

福島県   ほまれ酒造

メーカー希望小売価格・・・  720ml・1000円  1.8L・2100円(消費税別)※平成31年 1月時点

原材料・・・米(国産) 米こうじ(国産米) 醸造アルコール

アルコール度数・・・15%

精米歩合・・・69%

日本酒度・・・+4

酸度・・・1.4

製造年月   平成30年12月

※データは変更される場合があります。

 

いろいろな飲み方で飲んでみた

●平成31年 1月●

少し酸味のあるスッキリとしたフルーティーな香りがあります。

雰囲気はグレープフルーツのような感じかな。

口に入れると、山田錦らしいやわらかくほんのりとした甘みやうま味が感じられるんですが、適度に酸味も感じられてきて味わいを引きしめてくれます。

スッキリとした飲みやすさで口あたりがやさしいんですが、全体の印象はやや辛口に感じる日本酒ですね。

 

常温

20℃ほどで

香りがやわらかくなって、味わいにも甘みが出てきます。

酸味が抑えられてきて、冷やした時のかんきつ系を思わせる香りから、りんごのような甘さを持ったフルーティーさをに変わってきます。

味わいにフワッとふくらみが出てきて、冷やした時のスッキリとした印象とは少し違いますね。

 

冷やして

8℃ほどで

香りに酸味が目立ってきて、スッーとした香りになってきます。

味わいにも酸味がやや多めに出てきて、辛口感がありますね。

甘みもほんのり感じられるんですが、後味にキュッとしまる渋みというか苦みのようなものが少し残ります。

もしかすると、この後味にちょっとキツさを感じてしまうかもしれません。

 

15℃ほどで

香りに甘みが出てきて、よりフルーティーさを感じてきます。

味わいにも甘みが出てきて、口あたりがやわらかくなってきますね。

でも、酸味もほどよくきいて味わいを引きしめ、スッキリ感もあります。

後味に甘みやうま味がほんのり残る感じがいいです。

 

冷やすにしても、少し温度が高めの方がいいような気がします。

スッキリ感がありながら、味わいもあっていいですね。

 

燗つけ

40℃ほどで(ぬる燗)

フルーティーというよりも、お米の甘みを感じるやわらかい香りになってきます。

アルコールっぽさはそれほど気にならないですね。

口に入れると、まず甘みがフワッと感じられて、じわーっとやわらかい酸味が広がります。

飲みこんだ後に甘みやうま味がほんのりと口の中に残って、余韻が長くなってきました。

やわらかい口あたりがいいですね。

 

50℃ほどで(熱燗)

熱燗も試してみました。

ちょっと辛口感が出てきましたが、あまりキツい感じはありませんでした。

フルーティーさとかが無くなってくるので、蔵元さんが意図する味わいとは違ってくるのかもしれませんが、これもありかなと思います。

 

飲んだ感想のまとめ

温度帯別の評価

温度帯別の評価
・常温(20℃)・・・〇

・冷やして(8℃)・・・〇~△
・冷やして(15℃)・・・◎
・燗つけ(40℃)・・・◎
・燗つけ(50℃)・・・〇

この日本酒の特徴を味わうには、少し冷やしたぐらいがいいですね。

スッキリとしたフルーティーさの中に、やわらかい甘みやうま味を感じられます。

冷蔵庫から出して、少し置いたぐらいがいいかな。

私は、ぬる燗もいいなあと思いましたが。

 

飲み方やつまみなど

冷やして飲む時は、ガラス製の酒器がいいですね。

ワイングラスもいいですよ。

スッキリとした味わいの日本酒なので、やっぱり軽めの味付けの料理が合います。

和風なら、刺身や塩で食べる天ぷらなんかもいいですね。

ゆず大根も合いますよ。

洋風なら、カッテージチーズとかのあっさりしたものや、少し甘めのドレッシングを使ったサラダもいいですね。

それから、意外なところで、えびせんべいもおいしかったですよ。

 

最後に

フルーティーな香りとやさしい口あたりは、初心者の方にもおすすめです。

まずは、少し冷やして飲んでみてください。

その後は少しずつ温度を上げていきながら飲むのもおもしろいですよ。

味わいの変化を楽しめると思います。

 

あなたの日本酒の世界がもっと広がるといいですね。

お気に入りの日本酒を見つけてください。

 

「自分が好きな酒が一番いい酒」です。

 

 

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