私が飲んでみた日本酒の感想や飲み方を紹介していきます。
いろいろな温度帯で試してみました。
初めて「日本酒飲んでみた」シリーズを読まれる方は、まずこちらを読んでみてください。↓↓
今回の「日本酒飲んでみた」は、「上善如水 純米吟醸」です。
「じょうぜんみずのごとし」と読みます。
古代中国の哲学者の老子の言葉から名付けたそうです。
「水のようにやわらかで、自然に流れるように・・・」ということらしいですが、
この日本酒も、そんな感じなんでしょうか。
バブルの時代(1990年頃)に吟醸酒ブームが起こったんですが、そのころに日本酒をあまり飲まない女性などを中心によく飲まれていたそうです。
なので、初心者の方にも飲みやすいんじゃないかと思って、今回これを選んでみました。
私はこの日本酒をもう20年以上も前に飲んだことがあります。
たしかに水のように飲みやすい日本酒だった記憶があります。
その時のお酒が純米吟醸だったかどうか定かではないんですが、さて、今はどんな感じになっているんでしょうか。
目次
日本酒の仕様(スペック)
●純米吟醸●
新潟県 白瀧(しらたき)酒造
メーカー希望小売価格・・・720ml 1305円 1.8L 2600円(消費税別)※平成30年9月時点
原材料・・・米(国産) 米こうじ(国産米)
アルコール度数・・・14%~15%
精米歩合・・・60%
日本酒度・・・+5
酸度・・・1.3
製造年月 平成30年8月
※データは変更される場合があります。
いろいろな飲み方で飲んでみた
●平成30年9月●
ほんのり甘さを感じるフルーティーな香りがします。
口に入れると少し酸味などを感じて「やや辛口かな」と思わせるんですが、その後に甘みも少し感じます。
後味はスッと引いて、キレがいい(後味が残らない)。
アルコール度数がやや低めということもあるんでしょうけど、
「水の如し」の名前のとおり、全体的にシンプルな印象で、かなり飲みやすい日本酒ですね。
常温
20℃~25℃ほどで
香りがやわらかな感じになります。
味わいは、辛口の印象がうすくなって甘みを感じやすいです。
冷やして
8℃ほどで
香りも味わいもスッキリとしてきます。
酸味が増して口あたりがよくなって、さらに飲みやすくなりました。
スルッと入ってきて、スッと引いていきます。
まさに「水の如し」の印象ですね。
15℃ほどで
冷酒向きの日本酒だと思ったので、他の温度でも試してみました。
8℃の時よりも甘さが少し増して感じられます。
ビミョウですけどね。
ちょっと甘めな感じで飲みたいときは、これぐらいでもいいかな。
燗つけ
40℃ほどで(ぬる燗)
正直いって「どうかなあ」と思いながらも、とりあえず試してみました。
フルーティーな香りは、ほぼなくなってきました。
甘さが強めに出てきて、少しベタっとした感じになるのが気になりますね。
そんなに悪くはないんですが、この日本酒の特長を生かすということを考えると、あまり向かない気がします。
飲んだ感想のまとめ
温度帯別の評価
・冷やして(8℃)・・・◎
・冷やして(15℃)・・・〇
・燗つけ(40℃)・・・△
やっぱり冷蔵庫でキリっと冷やして飲むのが向いていますね。
爽快感が増してきます。
名前のとおり、水のようにスルッと飲みやすい日本酒でした。
飲み方やつまみなど
ガラス製の涼しげな小さめのグラスが合うと思います。
透明でおしゃれなデザインのビンに入っているので、女子会なんかに持っていくとウケがいいと思いますよ。
オードブルなどの軽めのつまみに合うんじゃないかな。
白身の刺身や、クリームチーズなどの軽めのものにもいいと思います。
最後に
しっかりとした味わいのある日本酒が好きな方には物足りない感じがすると思いますが、
日本酒初心者の方には飲みやすい日本酒です。
それから、一つ注意点があるんですが、透明なビンなので光にあたるとお酒に色がつきやすいということです。
買う時には注意しましょう。
この日本酒はたいてい箱に入って売られていると思いますが。
あなたの日本酒の世界がもっと広がるといいですね。
お気に入りの日本酒を見つけてください。
「自分が好きな酒が一番いい酒」です。
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